司書・司書補 講習講師からのメッセージ
足立 祐輔
あだち ゆうすけ
司書講習
図書館情報資源概論
司書補講習
図書館の資料
図書館サービスの基礎
プロフィール
1955年生で福岡県出身。1979年愛知学院大学文学部歴史学科卒業、1982年 愛知学院大学附属図書館に勤務し、その後他部署を経て、1999年に再び現図書館情報センターに配属され、2018年3月まで勤務。大学図書館勤務歴28年。 2007年から図書館情報センター事務長、2016年から2017年まで同次長。2002年から2014年まで愛知図書館協会研修委員、2007年から2016年まで同協会理事。2011年から2014年まで私立大学図書館協会 研究助成委員会委員、2015年から2016年まで同協会 協会賞審査委員会委員。2009年から愛知学院大学司書講習非常勤講師、2014年から同司書課程非常勤講師、2019年から日進市図書館協議会副委員長、現在に至る。
受講生のみなさんへ一言
図書館情報資源概論および図書館の資料の講義では、できるかぎり実際の資料をもちいながら各種図書館資料の解説をします。図書館の資料について幅広くお話しをしたいと思っています。 図書館サービスの基礎の講義では、テキストに沿って進めて行きます。
伊藤 真理
いとう まり
司書講習
情報サービス論
プロフィール
音楽大学附属図書館に勤めた後、現在は愛知淑徳大学で教員をしています。
研究領域は楽譜やAV資料などを対象とした情報検索サービス、そのために必要とされるメタデータ、 学校図書館についてです。
受講生のみなさんへ一言
情報技術の発展により、情報サービスのあり方も変化しています。近年は教育的機能も重視されています。
様々な情報資源を適切に活用して、サービスに活かしていく知識やスキルを学んで下さい。
講師のHPはこちら
http://www2.aasa.ac.jp/people/mritoh/
川瀬 綾子
かわせ あやこ
司書講習
情報資源組織論
情報資源組織演習<目録>
プロフィール
子ども図書館や病院図書室、学校図書館の勤務を経て、司書科目を教えています。
受講生のみなさんへ一言
情報資源組織論、情報資源組織演習(目録)を担当します。難度の高い科目になりますが、1コマずつゆっくり学習を進めていきましょう。
榊原 博美
さかきばら ひろみ
司書・司書補講習
生涯学習概論
プロフィール
愛知県名古屋市出身。専業主婦として子育てに関わる中で名古屋市の生涯学習センターでの学びを体験し、子どもを育てている人にこそ学習が必要との思いから公民館保育室実践の研究への着手を契機に自らも生涯学習を実践。その後名古屋大学大学院教育発達科学研究科にて社会・生涯教育学研究室に所属し社会教育、生涯学習について研究。生涯学習施設での学習支援などにも関わる。
受講生のみなさんへ一言
図書館は戦前からの代表的な社会教育施設の一つです。そのあり方は地域住民の生涯学習の質の保証に関わる重要な役割を果たします。人々が生涯にわたって学び続けることの意義を背景とした図書館を通じての学習支援者としてみなさん自身学び続ける司書としてのあり方を目指して共に学びを深めていきましょう。
藤原 是明
ふじわら よしあき
司書講習
図書館制度・経営論
司書補講習
資料の整理演習
プロフィール
岩手県出身。いくつかの大学図書館にて17年間勤務。司書養成教育に28年間従事。司書教諭養成教育に23年間従事。
受講生のみなさんへ一言
図書館が、日常生活のひとつの場所になるように、みなさんひとりひとり、しっかりと、学んでください。
園田 俊介
そのだ しゅんすけ
司書講習
情報資源組織演習(分類)
プロフィール
中央大学大学院で歴史学研究に従事した後、大学図書館、専門図書館、公共図書館、大学非常勤講師を歴任。現在は京都産業大学で図書館情報学を担当しています。公共図書館では2021年度まで館長として運営に携わる傍ら、地域の方々や各種機関と協働し、地域資料の積極的な収集・整理・活用に努めました。現在も研究活動の一環として各種地域資料に関する取り組みを継続しています。
受講生のみなさんへ一言
演習では情報資源をどのように分類し整理していくのかを、さまざまな事例を交えつつ実践的に学んでいきます。 分類についての考え方や方法は、図書館業務や情報サービスを行う上でとても重要です。 しっかりと習得できるように頑張りましょう。
村上 篤太郎
むらかみ とくたろう
司書講習
図書館サービス概論
プロフィール
名古屋市生まれ。南山大学文学部卒業。南山大学図書館、慶應義塾大学メディアセンター等を経て、2019年から東京農業大学学術情報課程教授に就任し、2023年度末に任期満了退職。現在は同大学のほか、実践女子大学の非常勤講師を兼務(大学図書館職員歴30年)。司書資格は、南山大学図書館在職時に、図書館情報大学(現筑波大学)で図書館職員を対象とした司書講習で取得。慶應義塾大学メディアセンター在職時に、慶應義塾大学大学院文学研究科図書館・情報学修士課程委託研究生を修了。これまでに東京家政大学、愛知学院大学、南山大学、立正大学、昭和音楽大学の非常勤講師を経歴。公益財団法人中村積善会評議員。埼玉県上尾市立図書館協議会委員。
受講生のみなさんへ一言
変化の激しいITC社会に対応するためには、どのような仕事に対しても、情報の収集・整理・利活用に関する知識とスキルが必要で、これはまさに司書が得意とするものです。皆さんは、国家資格である「司書」資格取得を目指して、愛知学院大学の司書講習に参加されました。現職者や社会人の方は、これまでの知識を整理、見直し、新たな知識を獲得する良い機会です。これから就職する人は、司書資格を有した後の自分のキャリアパスを描き、具体的な目標と実現に向かってください。「ともに学ぶ仲間を持つこと」は、これからの人生を必ずや豊かにします。このことは、私も今から42年前の図書館員2年目の若き日に、夏の2か月間、司書講習を受講した経験があるので、身をもって経験しています。暑い暑い夏の長丁場ですので、各自でご健康に留意されて、最後まで乗り切ってください。皆さんとお会いできることを、楽しみにしています。
山口 拓史
やまぐち たくじ
司書補講習
図書館特講
プロフィール
1962年、兵庫県生まれ。 大阪教育大学教育学部、名古屋大学大学院教育学研究科で学び、名古屋大学(助手・助教)、愛知医科大学(学務監)を経て現職(愛知学院大学教養部教授)。 専門分野は教育学、アーカイブズ学。
受講生のみなさんへ一言
図書館特講(1単位)のみの担当ですが、教育学やアーカイブズ学の視点から図書館を考えることを通して、司書補としての知見を豊かにしていただきたいと思います。
松薗 斉
まつぞの ひとし
司書講習
図書館概論
司書補講習
図書館の基礎
プロフィール
当大学の文学部歴史学科において日本の古代・中世の主に文化史を担当。専門は、古代から中世にかけての天皇・貴族(公家)、および朝廷の制度・政治・文化。関連して、天皇・貴族及び僧侶・武士その他の日記を中心に、さまざまな情報の記録化、その保管、さらに利用の問題を扱っている。そこでは、それらを当時の社会において担っていた国家や「家」及びその文庫の問題も研究している。
受講生のみなさんへ一言
本論では、図書館という近代的な組織・機関の概略を理解するだけではなく、それらを生み出してきた歴史的な背景をさぐりながら、多様化する現在の図書館の機能にたどり着く以前の本来的な目的、例えばなぜ「本」は保管しなければならないのか、なぜ図書館は「本」を保管するだけではなく、貸し出さなければならないのかなど、いろいろ考えてみてください。
吉田 聡
よしだ さとし
司書講習
図書館情報技術論
情報サービス演習Ⅰ(情報検索)
司書補講習
情報検索サービス
プロフィール
2001年より愛知学院大学商学部に勤務。 専門分野はソフトウェア工学、プログラミング、コンピュータシステム論、情報科教育法。 現在は愛知学院大学商学部教授として情報教育や教職課程を担当する一方で、2021年度より司書講習も担当しています。
受講生のみなさんへ一言
図書館においても、ICT(情報通信技術)を活用する機会が多くあります。 コンピュータや情報ネットワークのしくみ、それらの効果的な活用方法など楽しく学びましょう。
山本 宗由
やまもと むねよし
司書講習
情報資源組織演習<目録>
図書・図書館史
司書補講習
レファレンス資料の解題
プロフィール
愛知淑徳大学大学院文化創造研究科修了(修士:図書館情報学)。愛知県立芸術大学大学院音楽研究科修了(修士:音楽)。現在は音楽図書館の研究をしながら現場でも働きつつ、文化施設の資料整理なども行っています。 これまで大学図書館を中心として勤務してきましたが、最近は司書の専門性について、図書館というハコに留まらないように考えるようになりました。
受講生のみなさんへ一言
司書の活躍の場は図書館に留まりません。多様な情報があふれる現代社会で、適切に情報を使いこなす司書の力は必要とされています。様々な場面で問題を解決するための、情報の扱い方を学んでいきましょう。
天野 由貴
あまの ゆき
司書講習
情報サービス演習Ⅱ(レファレンス)
児童サービス論
司書補講習
レファレンスサービス
児童サービスの基礎
プロフィール
愛知県出身。司書資格を取得。1986年から椙山女学園大学図書館に司書として勤務、1999年からは椙山女学園高・中図書館に学校図書館司書として勤務しながら、2003年愛知淑徳大学文学研究科図書館情報学専攻博士課程前期課程入学、2005年愛知淑徳大学文学研究科図書館情報学専攻博士課程後期課程入学、2008年愛知淑徳大学文学研究科図書館情報学専攻博士課程後期課程単位取得満期退学。図書館情報学修士。
2010年から2020年愛知淑徳大学非常勤講師、2013年大学間連携共同教育推進事業「愛知県内教員養成高度化支援システム構築 学校図書館司書教諭資格認定のためのコンテンツ開発に関するワーキンググループ」メンバー、2015年から2019年まで愛知教育大学非常勤講師。
2008年から日本図書館協会利用教育委員会委員、2011年『問いをつくるスパイラル ― 考えることから探究学習を始めよう!』を執筆および編集。2016年から「図書館を使った調べる学習コンクール」審査員。2013年愛知県学校図書館協会より愛知県学校図書館功労賞受賞。
所属学会:図書館情報学会
受講生のみなさんへ一言
図書館での実務経験をふまえながら、レファレンスサービス、児童サービスについて実践的な内容を講義します。また演習を体験することで、講義内容を理解する科目でもあります。
伊藤 聡志
いとう さとし
司書講習
情報サービス演習Ⅰ(情報検索)
プロフィール
1994年4月 岐阜県で生まれ、静岡県で育つ
2017年3月 明治大学 総合数理学部 先端メディアサイエンス学科 卒業
2019年3月 明治大学大学院 先端数理科学研究科 先端メディアサイエンス専攻 博士前期課程 修了
2019年4月 明治大学 総合数理学部 助手(2021年3月まで)
2021年4月 日本学術振興会 特別研究員DC2(2022年3月まで)
2022年3月 明治大学大学院 先端数理科学研究科 先端メディアサイエンス専攻 博士後期課程 修了
2022年4月 愛知学院大学 商学部 講師
受講生のみなさんへ一言
現代社会では、膨大な量の多種多様なデータが記録されています。蓄積されたデータから目的の情報を探しだすスキルを身に着けることにより、こういったデータを有効に活用できるようになり、様々な恩恵を得られます。
千邑 淳子
ちむら じゅんこ
司書補講習
資料の整理
プロフィール
学生時代のアルバイトから図書館に縁をいただき、20年近い大学図書館司書経験を経て、現在は公共図書館館長と皇學館大学特命准教授(図書館情報学)の立場から図書館に関わっています。
メッセージ
図書館の書架、カウンターで出会う様々な方、Webから利用している方を想像しながら学んでください。
受講生のみなさんへ一言
図書館が持つ力は、利用する人の人生に化学反応を起こすほど影響することもあります。また、図書館はたったひとりで運営するものではなく、長い年月とともに多くの人々が運営してきた賜物です。利用する立場にプラスして、図書館サービスを提供する側の視点を持ってみましょう。
田中 淳子
たなか あつこ
司書講習
図書館基礎特論
プロフィール
研究分野 民法
現在の研究テーマや関心のある領域 不動産物権変動論、財産法と相続法が交錯する領域
愛知学院大学 社会連携センター(法務支援)
受講生のみなさんへ一言
民法、財産法が専門です、受講生のみなさんが取り扱う図書も重要な財産権の対象です。図書館司書業務で扱う図書には、民法、財産法の特別法でもある無体財産として、著作権をはじめ様々な法律が関わっています。なにより、みなさんご自身も図書館司書業務の担い手として雇用契約の当事者という法的な立場を有しておられます。図書館司書としての業務には、目に見えない多くの法律の網で覆われていることについて具体的事例を挙げながらわかりやすく解説できるようにいたします。

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